2008年4月13日日曜日

BMW Motorrad 2008モデル 一気乗り

2008年4月12日、東京晴海のBMWモーターサイクル2008モデル試乗会にいってきました。最高の天気の中、ほとんど全てのモデルを体験することができました! バイク乗りなら夢のようなイベント、BMWに感謝!どのモデルもとても乗りやすく、速く、そして魅力的でした。目からウロコの試乗モデルを一気に紹介します。


場内試乗コース:G650 Xcountry, G650 Xchallenge, G650 GS, R1200 GS, HP2 Megamoto, K1200R Sport


G650 Xcountry
試乗の一発目、僕にとっては始めてのBMW。650CCとは思えないコンパクトさと軽さ。スペックを見ると満タン重量で168KgなのだけれどXR250と大して変わらない感じ。走り始めると粘りのあるエンジンと足回り。とくにコーナーリングでのフロントの粘りはすごい。町中、峠でも相当に速く走れると実感。足付きは168cmの僕でも不便はないレベル。160cmの人だとちょっと厳しいでしょう。これでも最高速170km以上というのはすごいと思う。ただ120万円という価格ははっきり言って高いと思う。



G650 Xchallenge
G650のオフローダー。モタードっぽい味付けのXcountryと違い、こっちは本格派。足付きはありえないくらい高い。おそらく175cmくらいの人で片足ぎりぎりじゃないかな。一度おりてサイドスタンドをはずし、一速に入れて走り出して飛び乗りました。走り始めたらめちゃめちゃ軽快。羽が生えたようです。Xcountryより10kgも軽く、どこまでも飛ぶように走れそうです。ただこのシートは高すぎ、、僕にはちょっと無理ですね。



F650 GS
並列ツインの800ccで名前が650という変なバイク。これ一台でツーリング、オンオフ、通勤、なんでもこなせるというライバル不在のモデル。めちゃめちゃ乗りやすく、特にこういう姿勢でかつ重量級のバイクなのに、たおしやすいことには驚き。キャンプ道具積んでツーリングキャンプとかにいきたいモデル。100万円ちょうどと、今回試乗したなかでは一番安いモデル。あこがれのGSの世界観が味わえるのであれば安い買い物かも。



R1200 GS
映画バイオハザード3でミラ・ジョボビッチが乗っていたバイク。パリダカなどでもおなじみのモデル。僕の体格では無理か、と思いつつも、以外や以外、問題なく乗れてしまった。BMWのボクサーエンジン初体験、空ぶかしすると車体全体が右側にぶれる!おそるおそる走り出すと不思議に横ぶれはなくなり、スムーズかつトルクフル。シングル、並列ツインが結構荒々しかったのにこちらは調スムーズ。やっぱりBMWはボクサーエンジンが一番洗練されてるようです。この重心の低さは倒しやすさ、安定感として味わえます。世界中に熱狂的ファンがいるのも納得です。お値段は190万円也。



HP2 Megamoto
今回試乗した中でぶっちぎりダントツで気に入ったのがこのモデル。まさか試乗できると思わなかった。乗った印象はとにかく軽い。200kgの車体にボクサーエンジン110馬力のスペックは国産スーパースポーツと比べたらたいしたことないんだけど、その扱い安さは比較にならない。とくにエンジンのピックアップは最高で、アクセルだけで意のままに扱える。その感動はちょっと言葉にできないけれど、敢えて例えるなら、あたかも自分がスーパーサイヤ人になって、重力の呪縛から完全に解き放たれたとでもいいましょうか。試乗会では場内のコースを3週できるんだけど、2週目で完全に意のままになり、3週目で運転していることを意識せずにただ楽しんでいる自分を発見。こいつを試乗しているどの人の顔もにやけておりました。モタード系の市販車としては間違いなく世界最強でしょう。
足付きもまあ何とかなるレベル。あと2cm低かったらもうどこにも文句はないです。ただしお値段もスーパーで250万円!!今回の試乗車では一番高いのだ!
宝くじがあたったら絶対買います。




K1200R Sport
並列4気筒1200ccのスポーツモデル。国産でおなじみのパワーユニットなので、唯一比較対象があるモデル。またがった印象はすごくコンパクトで、前傾もきつすぎず扱いやすい印象。ところがエンジンをかけてビックリ、お世辞にも静かとは言えない荒々しいアイドリング、そしてアクセルをあけてビックリ、瞬間的にタコメーターが6千くらいまで跳ね上がり、またアクセルを戻すとストンとアイドリング一気に落ちます。これは完全にレーシングエンジンで、ホンダやスズキの4気筒の洗練とはほど遠くサーキット感丸出しです。走り出すとその安心感や扱いやすさは他のBMWのモデルと一緒。そして加速の鋭さと伸びはさすが4気筒。でもインライン4なら熟成とか洗練という意味で50万円くらい安い国産スーパースポーツを選びたいな、という感じです。お値段180万円。


場外試乗コース:F800 S, K1200 GT
場外コース約6kmを試乗できたモデルです。わかったことはBMWは町中でも乗りやすいということ。ウインカーの操作が国産車と違い、両側に指示を出すスイッチがあり、右側のキャンセルボタンで解除するようになっています。この2台も面白かった。



F800 S
800cc並列ツインで、BMWのエントリーモデルと侮ってはいけないモデル。お値段110万円なら国産モデルともガチでぶつかる価格帯。ボクサーエンジンの洗練とはうってかわり、低速からガツガツとトルクがあたるエンジンと、かなり前傾のきついポジション。一言で言えば過激で楽しいコーナーリングマシンでした。Fモデルはベルト駆動で、チェーンがちゃがちゃいうノイズやメカニカルロスがなく、エンジンがそのまま走っているという印象。そういう意味ではハーレーダビッドソンのSports Starに感覚が近いかも。バイク=峠というひとにはおすすめ。ドゥカティとも重なる部分があるかもしれない。ハーレーもドカも信頼性や耐久性がいまいちなので、その意味ではF800を選んでみるのも面白いかも。



K1200 GT
今回試乗した最後の紹介はツーリング仕様のK1200 GT。この重量感、さぞかし取り回しに苦労するか、と思いきややっぱりBMW、とても取り回しが楽で乗りやすく、足付きもいい。ただやっぱりこの直列4気筒エンジンのうるささが気になります。アイドリングが気になるだけでなく、実際にアクセルをあけるとさらにうるさくなってしまう。大型のカウリングとかシートやポジションがいいだけにちょっと残念な感じ。同じツーリング仕様なら今回試乗できなかったけどR1200 STの方が快適なんじゃないだろうか。

以上8車種一気乗りでした。どの車種にも言えたのは扱いやすさ、とくにコーナーでの倒しやすさ、足付きのよさ(G650 Xchallengを除く)、取り回しの良さでした。値段はともかく、なんとなく乗りにくそうと思っている人は一度体験してみてはどうでしょう。
BMWのバイクに興味を持ったかたはこの本をどうぞ。会場においてあったのだけれど、全車種カタログがそれぞれ一言コメント付きで載っています。バイク乗りだけどBMWビギナーのためのいい教科書になります。

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